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はまりもの ― ドラマ『重版出来』

去年まで個人的にはかなりの密度で突っ走ってきたので、
2016年は種まきをしつつ少しのんびりと構想を練っています。
なかなか触れられなかった小説や映画、コミックなどにも手を伸ばしつつ。

今期のドラマではまっているのは何と言っても『重版出来』。
大好きな原作の空気感がそのまま映像になっていて、
役者さんも演技のうまい方ばかりで毎回引き込まれてます。
このドラマの主人公はもちろん新人編集者の黒沢心ちゃんだけど、
その他の編集者、営業、漫画家、アシスタント、装丁家、書店員……。
誰一人欠けても漫画は生まれないということがよくわかる。
それぞれの立場の悩みがあり、乗り越えようとする熱意があり、
時には諦めるという大きな決断をし……。
その一人一人の物語に、作品づくりに携わる一員としてはぐっときます。

特に、ムロツヨシさん演じる沼田さんの話は本当に泣けました。
大物漫画家のアシスタントを10年もしながらなかなか芽が出ず、
忙しさを逃げ道に鬱々暮らしていたけど、天才の新人に嫉妬をぶつけてしまう。
その気持ちがわかりすぎて、他人事じゃない。
しかも、その天才の新人だけが自分の作品の良さを理解して泣いてくれるとは。
それで満足して漫画の道をきっぱり諦めるというのが、
ある意味とても潔くて、でもとても切ないところだと思う。
自分なら強欲だから、何度でも嬉しい瞬間は味わいたいなあ(笑)
きっと、何年でもしがみついているだろうなあ。
……などと、自分に置き換えて思いを巡らせてしまいました。

さて、わたしも生み出すサイクルに入らなければ。
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| Home | 小説『ニーナの羅針盤』 10月5日発売です。

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