

ブログネタ:
受験の思い出 参加中
まあ、受験と言えば軽くトラウマやね。
特に大学受験はもうネタの宝庫。
現役時代。
それは1995年、冬。
そう、センター試験の二日後に起こったのが
あの
阪神大震災
でした。
受験準備の日程が狂いまくったり
同級生の一部は一週間も連絡がつかなかったりしたし
それはそれは混乱した。
とても勉強が手につかない心理状態だったのを
「勉強なんかしても一瞬で全てを失うなら意味ない!」
…って屁理屈こねてみたり。
でも、被災しても頑張って志望校を突破した友人もいたなあ。
「うちの駅、ぐっちゃぐちゃでテレビに出てたやろー?」
…なんて明るく笑って。
彼女たちはどれだけ努力したんだろう?
ダメダメな私は、学力も精神力も足らず。
志望校は箸にも棒にもかからず。
一応、”医者になる”という夢はあったものの
それは本当に”幻”でしかなかった。
一浪め。
本来なら人の三倍は勉強しなきゃいけないのに。
女子高で男子に免疫のない三年間を送ってきたところに
いきなり肉食女子・肉食男子の渦巻く予備校に放り込まれて
人間関係に右往左往。
あちこちで三角関係、四角関係が勃発という恐ろしい事態に。
一体、私は何しに予備校に行ったんだ?という一年間を過ごす。
いいもん。これはいつかネタにしてやるんだー。
当然、勉強などはかどるワケもなく
夢も相変わらずずーーっと夢でしかないまま
むなしく受験シーズンを終える。
二浪め。
さすがの私も、本腰入れて真面目に人生に取り組もうとする。
それまで全く実現性のなかった医学部受験を辞め
もうひとつの憧れである音楽を志して
”音楽学”のある文学部を目指す。
受験と同時にダイエットまで始めちゃって
ガラにもなくストイックな日々だったなあ。
危ないって言われてたけど、なんとか合格!
体重も10kg以上落としてスッキリ!!
長い長い道のりだった受験生活はようやく終わりを告げる。
なんか曲がり道だらけのグダグダな三年間だったけど
得たものはすごく大きかった。
「努力しなければ何も手に入らない」と身をもって知ったし。
あとは「どんなしんどい日も決して無駄にならない」とかね。
暑苦しい青春ドラマみたいな何かを得た日々でした。
受験が終わった後
「もう一生、試験と名のつくものは受けない!」
…なんて叫んだのに。
今、コンペに企画書を出したり
携帯小説がランキングにかけられたり
ある意味”毎日が試験”な日々を送ってるのも面白い。
でも、あの時とは違って
今は
夢が夢だけで終わらないことを知ってるから。
だから、今日も頑張れるのかもしれない。